コラム

法務省の「子どもの養育に関する合意書」を利用しましょう

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離婚を考えているご夫婦に良いお知らせです!

本年10月1日に法務省から『子どもの養育に関する合意書作成の手引きとQ&A』というパンフレットが作成されました。
既に各市区町村の窓口で離婚届けをもらいに来た方には配布がされているようですし、法務省のホームページからダウンロードもできます。

「子どもの養育に関する合意書作成の手引きとQ&A」について(法務省のホームページより)

PDF「子どもの養育に関する合意書の作成と手引きQ&A」

「面会交流」と「養育費」に関しては、この合意書のひな形を利用すれば、
・夫(妻)に話しをもちかけたいけど、何から始めたらいいのかわからない!
・具体的に何を決めたらいいの?
・何か抜けていることがないか不安…
・専門家に頼むとお金がたくさんかかりそう…
ということがかなり減ると思います。

お子さんがいて離婚をするご夫婦には、ぜひこの合意書のひな形を活用していただきたいと思いますね。

ただ、このひな形に収まりきらない取り決めをする場合や、面会交流や養育費だけでなく他の事柄についても合意書を作りたいという場合には、当然この手引書だけではまかないきれません。
他の事柄も合意書に載せたいというときには、やはり専門家に依頼することをお勧めします。

それともうひとつ大事なこと。
このひな形を利用して「面会交流」と「養育費」について合意書ができあがったら、必ず公証人役場で公正証書にしてもらってくださいね。

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行政書士飯塚實事務所 なでしこ離婚相談室(静岡県藤枝市)

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